盗難にあったとき

盗難にあった時の廃車手続きって?

自動車は非常に価値のある財産であり、所有するまでには手続きなどで様々な費用がかかることとなります。

一度自動車を取得した場合にはそれを手放す暇で大切にするという人が非常に多いのですが、どれだけ大切にしていたとしても不慮の事故などで自動車を失ってしまうということは十分あり得ます。

特に近年で問題になっているのが「自動車の盗難」というものです。

現代の自動車にはイモビライザーをはじめとして様々な盗難対策がされるようになっていますが、だからといって盗難が完全に無くなったというわけではないのです。

自動車を盗まれてしまった場合には、それが手元に返ってくるまで利用するということはできなくなってしまいます。

そうした場合には警察署に盗難届を出すことが必要になりますが、この届を出した際、「廃車手続きをしてほしい」というように言われることになるのです。

これは廃車手続きの中でも「一時抹消登録」と呼ばれるものになります。

廃車手続きというと一般的に「廃車にするからこの自動車にはもう乗らない」という形で手続きをするものと思われがちですが、実際には求める形によって手続きの内容は異なるのです。

では一時抹消登録という廃車手続きがどういったものになるのかというと、これは「今後利用する可能性はあるものの、現状では利用をしないために登録を抹消する」ということになります。

この手続きが行われた自動車は登録が抹消されることとなりますから、公道は走行できなくなります。

ですがその自動車が登録されていないということは、自動車税の賦課も停止するということになるのです。

自動車税は自動車の登録状況に応じて算出されるものとなりますが、一時抹消登録を済ませることで、月割りで翌月から翌3月までの自動車税を還付してもらうことができます。

登録に必要なものとしては申請書や手数料納付所、所有者・使用者連名の理由書、印鑑と印鑑証明、登録事項など証明書の六つです。

業者や司法書士などに代理で手続きをしてもらう場合には委任状も必要になります。

本来この手続きをする際には車検証とナンバープレートも必要になるのですが、自動車が手元にない以上はこれらを用意することができませんから、これらについては用意する必要がありません。

詳細については陸運局などで確認をすることができますから、警察から一時抹消登録の指示が出たのであれば、陸運局に確認を取るようにしましょう。

盗難は誰にでも発生しうるトラブルですから、万が一自身がトラブルに巻き込まれてしまった場合に備え、対応できるように準備しておくことが大切なのです。